相当久し振りの日記です(笑)
11月23日、ボードゲーマーにとって国内最大のイベントであるゲームマーケットに行ってきました♪
今回はゲームマーケットのレビューだけでなく、戦利品のレビューもしようと思います。てかほとんど戦利品レビュー(笑)
めっちゃ雨です。
東京テレポート駅。超駅ちかです。が、車で行きました。
看板でかくてテンション上がる。
待機列を写していませんが、相当伸びていました。
腑抜けの自分は、開場時間まで車の中でぬくぬくしてたので、開幕ダッシュはしていません♪
オインクブースはこの日も巨大でした。
オインク新作の先行販売♪
コンポーネントは木の駒がたくさんで個人的に好きです。
まじかるベーカリーブース。
長蛇の列で人気ぶりも凄いんですが、無料で配っているショッピングバッグの量が物凄かったです。これ前回もやっていましたが、一体何枚用意していて、予算はいかほどかけているのでしょうか。かなり気になります。
桜降るよにブース。
人が写らないように写真撮ってレビューするにも無理があるな(笑)
絵がたくさん飾ってあります。
もう3年・・・。恐ろしいなぁ。
世界のカナイセイジだぜー!
ぎゃー!本物ー!!
買うとサインが貰えます♪がっちり握手しました。
どーん(笑)
「店長さんに寄せてますよね?」って一応聞いてみたところ、なんとこの日初めて言われたそうです。既に午後なのに・・・。
明らかにアレなんだからみんなしっかりツッコミましょうよ(笑)
とっても可哀そうでした♪
売ってるものは女の子女の子してました(笑)
でもアクリルを多用していて品質の良いゲームでしたね♪
会場で全然写真撮ってなかった(笑)
さて、一緒に行った友人宅に戻りちょっと遊びました。
これは友人の戦利品。自分のは後程ご紹介いたします。
お互い買ったものを少し遊ぼう会の様子を紹介します。後程のゲーム紹介と若干かぶりますがご容赦下さい♪
「SCOUT(スカウト)」
相手の出したカードより強いカードをプレイすると相手の出したカードが貰えてそのまま得点になります。カードをプレイしないで相手がプレイしたカードを取る事もでき、その行為をスカウトと呼びます。ゲーム終了時点数の高い人の勝ち。
このゲーム、カードのデザインが超COOL!俺も買えば良かったーと後悔。
「PIRANEAR(ピラニア)」
今書いてて気付いた!これスペルpiranhaじゃないんですねー!「近い」の「NEAR」を引っ掛けてるんだ!全く気付かなかった(笑)製作者さん、こんな上手いタイトル付けたんならもっとアピールしましょうよ(笑)
後程詳しく書きますが、ピラニアをかわしてお宝を守り抜くゲーム。デザインは恐ろしいですが、運要素も強いので小さいお子様も遊べます♪
「fafnir(ファフニル)」
オインクの新作♪
宝石を生む鳥ファフニル。ファフニルが出す宝石を手に入れると共に、市場を操作し、市場を見極め、価値の高い宝石を集めたものが勝利します。宝石のどんどん入れ替わるので一筋縄ではいきません。後程詳しく。
家に帰ってきましたー!
ここからは自分が買ったゲームの紹介をしたいと思います♪
「まじかる☆ベーカリー」
有名なゲームですね。キャラ先行なゲームなのかなと偏見全開で何となくスルーしてきたゲームです。ごめんなさい...。でもなんか気になってて、ショッピングバッグもタダで貰っちゃってるし(笑)ちょっとブース寄ってみたら面白そうに思いました。ヤバそうなので早退します。っていうキャッチフレーズが購入の決め手となりました。ヤバそうならむしろ帰るなー!(笑)
まだプレイしていませんが、説明書を読んで解説してみます♪
プレイヤーはみんな魔法使いで、パン屋で働く見習い店員のようです。パンの焼き上げに失敗するとクビになってしまう過酷な労働環境を強いられています。まぁ普通なら皆で協力するところなんでしょうけど、このゲームでは、他のプレイヤーが失敗するようにイタズラしたりします(笑)
例えば、キッチンに貼ってある魔法のメモを隠したり、成功しそうもないパン生地を押し付けて自分は早退したり・・。いや、かなり酷い(笑)もしこれで相手がクビになってヘラヘラ喜べるとしたら、そいつはサイコパスです(笑)
スルーしてきましたが、パッケージとは裏腹なゲーム性で笑っちゃいました。
これパンカード。いわゆるレシピかな。
ダイス目を操作する魔法のようですね。
魔法ステッキ。割と古めの魔法使いさんかな。ていうか今の魔法使いのトレンドってどんなだろうか。
「R-ECO(アールエコ)」
カワサキファクトリーさんの新作。これも未プレイなので説明書から抜粋します。
この街では住民が全く分別せずにゴミ出しをすることに頭を悩ませています!って、超可哀そう(笑)
でね、プレイヤーはゴミの回収分別を依頼された業者となり、所定の処理場にゴミを運んで報酬を得て、市の指定業者になる事を目指すそうです。ただし、収集車には最大積載量が設定されており、もし積載量を超えるゴミを引き取ってしまったら不法投棄するほかありません。って!おい!それは超ダメだろ(笑)さっきのパン屋といい、ちょいちょい振り切ってておもしろい(笑)
カードのデザインが秀逸なんですよねー。実はこのゲーム、箱絵だけで購入を決めたゲームなんです。思った通り、それぞれのイラストがとっても良いです。ゲームシステムも面白そうなので安心しました。
1.ゴミカードを処理場エリアに出す。(報酬カードの獲得)
2.ゴミ捨て場エリアのカードを引き取る。(不法投棄チェック)
3・ゴミ捨て場エリアにゴミカードを補充する。
上記3つを繰り返しプレイしていくみたいです。ルールも簡単で分かりやすいですね。
「PIRANEAR(ピラニア)」
プレイヤーはトレジャーハンターです。ゾンアマという秘境にいる巨大ピラニアの鱗を求めてゾンアマの奥地へと向かいました。
おどろおどろしいデザインのカードゲームですよね(笑)
お宝を落とさないようにピラニアから逃げ切るゲームです。手持ちのお宝をすべて失うと負けとなります。
うん、とっても分かりやすいルール!
ピラニアが襲ってくるかどうか予想して、自分はジャンプかダッシュを選択します。襲ってくると予想した場合、ジャンプを選択するとお宝を失いませんが、ダッシュを選択するとガブリとやられてしまいお宝を2個失います。
ピラニアがいないと予想した場合、ダッシュをしてその場から離れるとお宝を失いませんが、無駄にジャンプしてしまうとお宝を1個失ってしまいます。自分的にはこの設定が好きです。想像してみてください。ピラニアだー!って慌ててジャンプしてみたものの「しーん」。しかもうっかりお宝1個無くしてるし(笑)緊迫したジャングルで1人こんなんなってんの超シュールでしょ(笑)
【ゲームの流れ】
①まず自分のところにあるピラニアカードを見てピラニアがいるか確認します。
②使うムーブカードを決めたらジャンプかダッシュを選びます。
③その後ムーブカードをプレイしてピラニアカードを動かします。右2とか左1とか0とかね。プレイヤーが同時に出してピラニアカードがぐるぐる移動します。
④それぞれのムーブカードの処理が終わった後に自分の前にピラニアがいるのかいないのか。そして自分の行動はどっちだったのかを判定します。
⑤お宝を全て失うプレイヤーが出るか、5ラウンド終了したらゲーム終了です。お宝をたくさん持ってるトレジャーハンターの勝利です。
これが守るべきお宝。キラキラしてて美しいです。巨大ピラニアの鱗なのかな?
この顔(笑)
赤いチョッキはなかなかのオシャレ装備ですね♪
よく見たら文字も怖い(笑)
「文絵のために2」
巨匠カナイセイジさんのゲームで、前作からの続編です。
文絵のためにというゲームは、悲しい運命に立ち向かう2人の物語を追体験する2人用のゲームです。
カードの効果は裏面に書いてあり、プレイする事で初めて効果を知るので、基本的にループしながら遊び、徐々に物語が進行していくシステムとなっています。裏面を見てはいけないので、なんとスリーブが付属となっています。カナイセイジさん!どうもありがとう!
こんな感じです。
かどまるで処理しました。触り心地が格段に向上します。
結構枚数が多いので結構疲れますが、自分はエルグランデBig Boxで数百枚やった経験があるので、あれに比べたら楽勝です(笑) ていうか、ビョーキなのでコンポーネントやカードに触れているだけで幸せ。そもそも苦にしませんがね♪
こうやってガッツンガッツンやってると、意外と家中に響いて迷惑なんです。
おすすめはこの様に持って、
バチコーン!ってやるとあまり響かないです。
いいからゲームの話しろって感じですよね(笑)すいません。
これが表面。
裏面はこんな感じで、今見えていない部分にテキストが書かれています。
頂いたサインです♪なまゆきさんへって書いてもらえば良かったかな。自分で足してしまうか...。
「横濱紳商伝DUEL」
これはゲームマーケット大賞2016の時に優秀作品に選ばれた「横濱紳商伝」をスリムアップし、2人用にリメイクした作品です。ん?でもこれ今回のゲームマーケットでエキスパート賞を受賞してるのでリメイクとは言わないのか。
ゲームはまだプレイしていませんので詳細のレビューは出来ませんが、いわゆるワーカープレイスメントものです。実は本家も未プレイなのでなんともなんですが、結構な重ゲーだったようです。評判の良いゲームなのでプレイするのが楽しみです♪誰か、っていうかあの人俺にメモリーボムやってくれないかなぁ。ルールの把握頑張ります!
それと、横着して袋に入れっぱなしでごめんなさい。出すの大変で(笑)
しっかりとしたタイルでとても良いです。イラストも見やすい!
スコア計算用のメモパッドです。大量。
細かいトークンの厚みもまぁまぁあって上質です。大事な要素だよね。
名声を得るのが目的のゲームみたいですね♪
「文字か」
かの有名なボードゲームカフェ「コロコロ堂」の高畑さんがデザインしたゲームです♪
お題のカードを引き、アクリル製のパーツを駆使して文字を作り、それを当ててもらうゲームです。
分かりやすい簡単なルールなので子供も遊べるし、知育の要素もありますね♪
お題カードはこんな感じ。無精髭ってやばいですね(笑)
お題カードの表面はこんな絵ですね。かわいい。
このアクリル板の上で文字を作ります。一度置いたパーツを取り除くことは出来ませんが、移動はオッケーです。
得点チップです。ダイヤモンドやインカの黄金と同じ形のような気がしますが、偶然でしょうか♪
これが肝となるアクリル製のパーツですね。かなりいろんな形があります。難しそうだ!
大きな衝立が人数分入っています。この衝立の中で文字を作ります。
コロコロ堂は東京メトロ千代田線、湯島駅からすぐのところにあります。
とっても素敵なお店なのでとてもおすすめです。いつかここで紹介しますね。
自分が初めてドイツゲームをプレイしたのもコロコロ堂さんで、その時インストしてくれたのがこの高畑さんです。ゲームはカルカソンヌで優しく分かりやすいインストでした♪おかげでまんまと沼にはまりました(笑)
ちょっと宣伝。
この高畑さん他、するめデイズさんとかオインクさんとか凄いメンバーが作るイベントが行われます。
今回は第2回です。良かったら是非遊びに行きましょう♪
参加グループ一覧。うーん、凄い!
「風の民とナーシカ」
鬼才デザイナーY氏が作る、ラブリー会の最新作です。
今回は出展していなかったのですが、会場内で偶然出会い無料で頂いてしまいました♪ラッキー!どうやら10個作って欲しい人に無償で配ったそうです。
このゲームは前回ラブリー会が作った「風邪の民とナーシカ」の続編。今回はカードゲームです。
【ストーリー】
新種の風邪に苦しめられた世界はナーシカによって救われた。しかし、荒廃した世界は再生へ歩むと同時に愚かにも戦争の道に進みつつあった。各地に風谷村のナーシカを名乗る少女が現れ王国を築き始めた。心を鍛え作物を収穫し民衆を率いる少女ナーシカ。はたして真の王国に育て人々を青き正常な地に導けるのはどのナーシカなのか。あなた達プレイヤーの愛と勇気が試される。(ルールブックより抜粋)
さて、皆様色々と思うところがあるでしょうが、どんな世界なのか覗いてみましょう!
ゲームの準備①はとっても大切(笑)
イベントカードです。災害が発生します。食糧不足のイラストは切ないですね。
ナーシカの国カード。怒りカードの髪の毛膨らみ具合、いい感じに再現できてますね♪
もうね、これ、言わせて頂くと「ギリギリアウト」です(笑)
上段右から3番目の風の人っぽいキャラがかなり気なります(笑)
下段の左端は新人さんですかね(笑)
あと、全部のカードの最下段にちょこちょこセリフとか書いてあるのが良いですね。
なんと拡張付き!
拡張第1弾・嵐を呼ぶ者たち
ラブリー会の名作、天空の島ラピッタから女空賊のポーラが登場します♪支度を30秒でさせる人です。
チラシ。めっちゃ完成度高いです。
Y氏の話によると、似すぎるとアレなんであえて参考資料を見ずに書いてるそうです(笑)
(色んな意味で)試される!
さて、そんなY氏ですが、このあとがきにあるとおり純粋にゲームを作っております。
ユーモア全開なので一見曇りがちですが、システムもしっかり考えて作られているんですよ。
初めて購入した時の個人的なエピソードですが、公開されていたアドレスに直接メールして連絡しました。ラピッタのカードゲームとキッキの魔法宅配便をお願いしたんですが、快く制作してくれました。代金と振込先をお聞きしましたが、なかなか教えてもらえずw。そのうち商品が送られてきました。お金払ってないのにw。しかもご丁寧に封筒に手紙まで入って感動したのを覚えています。とても良い人に感じました。結局しつこく振込先聞いてお支払いしたんですが、ラブリー会ファンとしてはもっと利益考えても良いと思いますよ(笑)
ナーシカからのお願い(笑)
「fafnir(ファフニル)」
オインクゲームズの最新作です。
いつも通りおなじみの小箱です。これだけ統一された感じで発売されるとコレクション心が出てきます。
それにしてもこの内容物があの小箱に収まるのが凄いですよね。
今回のゲームは1日に2個ずつ宝石を生む、ファフニルと名付けられたニワトリのお話。ファフニルを受け継いだ兄弟(プレイヤー)たちが宝石を集めるのですが、より価値の高い宝石を集めたプレイヤーが勝利します。石の価値が変動するんですが、それを決定する流れの中で競りを行うので、このゲームは競りゲーです。
モダンアートもそうでしたが、この思い切ったジャラジャラと入れる収納方法が面白いです。こうしないと入んないもんなー(笑)
石です。カラフルな木製トークンでとても素敵。宝石感がよく出ています♪
得点チップ。適度な厚みがあってこちらも上質です。
手番を示すファフニルボードと衝立です。獲得した石を隠しておきます。
あと、右下のは石の価値を決める捨て石ボードです。
布袋です!小箱なのに(笑)
ゲームではこの様に袋に入れて、見ずに石を引いてプレイします。裏生地っていうのかな、かなりしっかりした作りです。
「ボブジテン その2」
超有名作品のその2です。その1とその3を持っているんですが、その2を持っていなかったので購入。
カタカナを使わずカタカナ語を説明するという、非常に分かりやすいルールのゲームで、初心者の皆様を沼に引きずり込むとっかかりとして愛されています(笑)←偏見
とにかく、ほんとこのお手軽さは日本が誇る名作ゲームと言って良いでしょう!
今回はデイヴさんという方のカードがありますが、これが出た時は身振り手振りで伝えなければならないので、お題によってはかなりの苦戦を強いられます。
「SCOUT!(スカウト)」
このゲーム、さっきも書きましたが、ゲムマ初日に友人が購入してゲムマ戦利品会でプレイしたゲームです。
ゲームシステムもさることなが、私はこのカードデザインに惚れ込んでしまい、翌日もゲムマに行く友人に購入を依頼して手に入れたものです。なので、上の戦利品集合写真には写ってないんです。「撮り直せよ!」って感じですが、ちょっと面倒くさくて...(笑)
プラスチックの方が得点チップで、右の木製トークンはマーカーです。マーカーを使うとその時の手番で出来ることが追加されるのですが、この技は1回しか出来ません。それを示すマーカーで
どうです、このカードデザイン!鬼がかっていますよ!秀逸過ぎます。
ルール説明は割愛しますが、カードの強さの決め方が大富豪的なゲームです。そして、相手が出したカードを手札に加える行動をスカウトと呼び、それがそのままゲームのタイトルとなっており、肝の部分です。
Twitterで話題になっていましたが、なんとゲムマでこのブースにシンガーソングライターの小沢健二さんが買いに来て、ご自身のブログかなんかで紹介してました!話題性抜群だぜ!しかも、製作者様が小沢健二さんの大ファンという事で、それもなかなかのミラクルですよ。自分はそのエピソードを聞いてとってもラブリーな気分になりました。こうなったら売り上げでカローラⅡを買うしかないですね(笑)
以上、2019年ゲムマ秋のレポートでした。会場の写真少なすぎだけどね(笑)
今回はちょっと忙しくて下調べが全然出来ず、楽しめるのか不安でしたが、結局なんだかんだいつも通り超楽しかったです。ゲムマ後は毎回自分もゲームが作りたくなります。今回はなんだか特に出展者側で参加したい欲求が強くなりました。
完全に余談ですが、今回の記事は珍しく音楽を聴きながら作りました。選曲は大好きな「JUDY AND MARY」。テンション爆上がりで作ってて楽しかったです。今後も聴きながら作ろうかな。
そして、自作ゲームを出展したらブースにジュディマリが来たりしてー♪♪