ボドゲグッズ紹介♪ ~職人編~

ボドゲグッズ紹介をします!
今回はいつも贔屓にしているある職人さんが作るボドゲグッズの紹介です。
カードスタンドや山札置き場など色々ありますが、全て檜素材で出来ており、本当に素晴らしい出来なんです。これは紹介せずにはいられないです!プレイアビリティが格段に向上しますよ♪

さて、とりあえず一堂に集めてみました。
1ヶ所にまとめてみると檜の香りが凄いです。温泉に来たみたい(笑)
ボードゲーマーって木製に弱い傾向ですが、多分に漏れず私もその一人。木のぬくもりって落ち着くし、触った感触にぬくもりがあってとても良いです。

この職人さんは某オークションサイトで出品されている方なんですが、最初に買った山札置き場に感動し、以来色々と買い足してきました。とても誠実な取引をされる方で、個人的にグッズのリクエストなどにも応じて頂き、素晴らしい作品を生み出してもらってます。今では私のボドゲライフに欠かせないものとなっております。

 

 

後程詳しく紹介しますが、全ての作品が丁寧にやすりがけされております。

 

 

壮観ですなぁ♪

 

 

「山札置き場」

私が最初に買った職人さんグッズが手前の山札置き場です。
遠近感の妙により、大きさが非常に分かりにくい!(笑)

 

 

ではまずは一番手前にあった山札置き場(小)です。
横置きの山札置き場ですが、ボードゲームを始めた頃、これを最初に買いました。
なんだか非常に贅沢な作りです。木の厚みもあって存在感が凄いです。

 

 

大抵のカードゲームは丁度収まる感じなんですが、

 

 

スリーブに入っていたり、カードサイズが大きかったりすると収まりませんので、

 

 

そういう場合にはこれ。縦置きバージョンで解決します♪
長さ無限大!では無いですが(笑)大抵解決します!

 

 

私は最初に買った横置きタイプに思い入れがあり、思い切って大きいサイズの制作をリクエストしたら、非常に快く応じて頂きました。感謝カンゲキ雨嵐です!
完成したのが右の山札置き場。本当に細かくサイズ指定させて頂きました。

 

 

この山札置き場(横置き大サイズ)を作って頂こうと思ったきっかけは、ゲーム紹介でも紹介したオインク版のモダンアートのカードを収めたかったからなんです。なので、ちょうどこのカードが収まるようなサイズで指定させて頂きました。超絶大満足です!

 

 

サイズアップして頂いた山札置き場とは言え、ばかでかいカードにはもちろん対応できませんので、

 

 

そんなセンチュリーな方には、この特大山札置き場をどうぞ。
もうこれね、全てを包み込むゴーレム感に溢れています!安心感半端ないです。

 

 

ディクシットもほらこの通り。

 

 

「3連山札置き場」

これはカタンサイズのカードが収まる大きさの山札置き場です。

 

 

カタンについているプラスチック製の山札置き場は、スリーブに入れてしまうと収まりません。いや、収まるには収まるんだけど、心配になるくらいぎゅうぎゅうになります。

 

 

でもこれなら大丈夫。ドドーンと置けます!
カタン好きの息子にも同じの買ってあげたところ、大変喜んでいました。木はみんな大好きですね♪

 

 

「カードスタンド」

私がこの職人さんの実力と配慮に驚愕したアイテムがこのカードスタンドです。
以前私が使っていたカードスタンドは、木製ではありましたが、木材に切り込みを入れただけの簡素なカードスタンドでした。
これまでこの職人さんのアイテムを使ってみて絶対の信頼を寄せていましたので、この方の作るカードスタンドなら間違いなく一級品になるとの確信がありましたが、カードスタンドを出品されているのは見たことがありませんでした。そこで、カードスタンドは作っていないのですか?と聞いたところ、数年前に作っていたという事で作成して頂けることになり、出来上がったのがこのカードスタンドでした。

 

 

このカードスタンドは間違いなく一級品です。
実に日本人らしい配慮に満ちたカードスタンドで期待通りの出来栄えでした。もはや感心を通り越して驚嘆に値します。

これは真横から見た写真ですが、カードを立てる列は2列あります。2列目が取りやすいよう間に空間を作ってあり、また、それによってスタンドの幅も出て安定感に繋がっています。それぞれの列に板を2枚使ってカードを立てる部分を作っているのですが、後ろの板の方が上に出ています。これによりカードを差し込む時、非常にスムーズにカードを差し込め、同時にカードの損傷を防ぎます。差し込み部分がフラットなカードスタンドを使った方は分かると思いますが、溝にカードを入れる際スムーズに入らず、カードの端が痛みやすいんです。なので、この形状だととてもスムーズに差せます。

また、カードを立てた時少し傾くように、板を後ろに傾けているのも注目ポイントです。

そして、もう一つ。溝の深さを意図的に調整してあります。職人さんの話によると、カードを差し込んだ際、一番使いやすいであろう深さを検証して設定したそうです。実に日本人的発想!凄いです。

個人的にこのカードスタンドは世界最高峰のカードスタンドだと思っています。

 

 

後ろから見るとこんな感じ。
細かいところまで全て丁寧にやすりがけされているので、手触りが非常に滑らかです。

 

 

実際にカードを立てるとこんな感じです。
カードを手に持たない事で、カードの損傷を防ぐ事が出来ます。

 

 

こんな感じでカードが後ろに傾きます。

 

 

溝の深さはこんな感じです。

 

 

後列だけに置くとこんな感じ。

 

 

前列だけだとこんな感じ。
重ねれば結構な枚数が置けます。

 

 

小さいサイズのカードスタンドもあります。

 

 

ゲーム紹介ページでも紹介したポンペイなんかは手札が4枚なので、このスタンドは最適です。それぐらい持てよ!ていう声が聞こえてきそうですが(笑)カードスタンドは一度使うと手放せなくなる魔性のアイテムなんです。

 

 

超コンパクトで、狭いテーブルでは重宝します。

 

 

「カルカソンヌ用タイル置き場」と、そのおまけ

最後に紹介する職人さんグッズはこれです。実はこれ、またしても私のリクエストで作ってもらったんです。リクエストしてばっかり(笑)正確には既に作られていたカルカソンヌ用タイル置き場に改良を加えてもらったんです。そしたら、その他のおまけも作成してくれました。

 

 

収めるとこんな感じ。ちなみに右後ろのタイル置き場が既存のもので、今タイルが収まっているのが新たに作ってもらったものです。駒入れはおまけです。

 

 

拡張セットの宿屋と大聖堂18枚を加えても1つに収まります。

 

 

後ろはこんな感じ。

 

 

自分は他の拡張を入れても遊べるように、タイル置き場を2つ購入しました。

 

 

では改良してもらったポイントを説明します。
これは拡張の塔です。塔にはなんとタイル置き場が同梱されているんですが、

 

 

タイルを入れるとこんな感じになります。
気付きますでしょうか?タイルの傾斜が後ろなので、前面からタイルの色の違いが判別できてしまうんです。道があるタイルや草原のあるタイル、街の色まで見えてしまいます。
もちろん、見ないようにすれば良いだけの話なんですが、個人的にはちょっと気になってしまい、このタイルホルダーに使いにくさを感じていました。

 

 

そこで、傾斜を前にした仕様でタイル置き場を作成して頂けないかご相談したところ、こんな立派なタイル置き場を作って頂きました!
もう、完璧です。これならチート行為は出来ません♪これまた世界レベルの品です。エッセンで公式に使っても良いんじゃないかっていうくらいの完璧な出来栄えです!流石です!と言わざるを得ません!

 

 

しかもこれ、なんと箱にピッタリ収まる様に作ってくれました。
まずこの木箱に、

 

 

タイルを収めたまま入れます。

 

 

すっぽり収まりました。

 

 

中の仕切りを外します。

 

 

こんな感じ!めっちゃ凄い!
開けてすぐにセットアップ出来て非常に便利です♪

 

 

そうそう、こういう入れ物も作ってくれたんですが、

 

 

この様に拡張のタイルも収納出来る優れものです。

 

 

蓋を閉めてピッタリです!なんとも贅沢な感じ。

今回は職人さんによる素晴らしい手作りボドゲグッズを紹介しました。
皆さんも是非使ってみて下さい。
唯一無二のクオリティだと私は思っていますが、あんまりハードル上げると怒られちゃうかな?(笑)

 

 

【追記】

先日購入した2019年の新作「ノヴァルナ」でタイル置き場を使ってみたらピッタリでした♪
このゲームはアグリコラやパッチワークで有名なウヴェローゼンベルク氏と、ハビタットというタイルゲームの作者であるコルネファンモーセル氏による共作のゲームです。

 

 

裏から見るとこんな感じで、タイルの色が丸分かりですが、

 

 

傾斜が前なので正面からでは全く分かりません!
ちなみにタイルは68枚。ぴったりです♪

 

2019年12月15日