![センチュリーゴーレム](../img/image134.jpg)
デザイナー:Emerson Matsuuchi
プレイ人数:2~5人
プレイ時間:30~45分
勝利条件:勝利点
ゲーム概要:商人カードを使ってクリスタルを手に入れたり、手に入れたクリスタルを交換したりしながらクリスタルを集め、クリスタルと引き換えにゴーレムの描かれた勝利点カードを手に入れます。多くの勝利点を得たプレイヤーが勝利します。
ゲーム紹介:このゲームは、センチュリー:スパイスロードというゲームを、ゲームシステムはそのままにテーマを変えた内容のゲームです。その為、スパイスロードを持っている人は注意が必要です。なにせまったく同じシステムなので。スパイスロードは香辛料を集めるゲームでトークンは木製です。自分は割とクラシックなデザインを好むのでスパイスロードも良いと思うのですが、この作品はゴーレムエディションの方が好きです。絵が可愛いし、なんといってもクリスタルが素晴らしく綺麗なんです。もちろんスパイスロードも味のあるイラストで楽しいですけどね♪
この洗練された収納!素晴らしいの一言に尽きます。
![](../img/image84.jpg)
プラスチック製のクリスタル。めっちゃ美しい!
![](../img/image85.jpg)
種類ごとの器も兼ねてます。いいよね、こういうの。
![](../img/image86.jpg)
こんな感じでセットアップします。
上のカード列は勝利点カード。ゴーレムが描かれています。
下のカード列は商品カードです。
右端のカードはそれぞれの山札です。
![](../img/image87.jpg)
勝利点カードです。場には常に5枚公開されています。
いずれかのプレイヤーが5枚目(2~3人プレイ時は6枚)の勝利点カードを入手したらそのラウンドでゲーム終了です。
同じゴーレムはいません。個性的なゴーレム目白押しです。お気に入りを見つけて下さい♪
カードに書いてある数字はそのまま勝利点となります。
数字の下のクリスタルは、そのゴーレムを手に入れる為に必要なクリスタルです。
カードの上にあるのは銅貨と銀貨です。プレイ人数に対し倍の枚数を用意します。そこにあるカードを取得する毎にボーナスで1枚貰えます。ゲーム終了時、銅貨は1枚につき勝利点3点、銀貨は1点貰えます。
![](../img/image88.jpg)
商人カードです。場には常に6枚公開されています。
カードの効果は3種類あります。
①クリスタルが貰えるカード(クリスタルカード)
②クリスタルを交換するカード(トレードカード)
③クリスタルをアップグレードするカード(アップグレードカード)
![](../img/image89.jpg)
クリスタルです。
クリスタルには価値の違いがあり、黄色→緑色→水色→ピンク色の順に価値が高いです。
![](../img/image90.jpg)
カードの説明です。
①クリスタルカード
見たままですね。このカードをプレイすると描かれているクリスタルが貰えます。
3つ描かれていれば3つ貰えます。
![](../img/image91.jpg)
②トレードカード
このカードを使って所持しているクリスタルを他のクリスタルに交換します。
忘れがちなルールですが、1回のプレイで描かれているトレードを何回でも行うことが出来ます。
例えば右のカードで、【黄色8つ→水色2つ、ピンク色2つ】、といった感じです。
クリスタルカードもトレードカードも描かれているクリスタルと絵がリンクしています。
非常に芸が細かくてこういうの好きです。
![](../img/image92.jpg)
③アップグレードカード
このカードをプレイする事で所持しているクリスタルの価値を上げる事が出来ます。
アップグレードカードはこの2種類だけです。左のカードはスタート時の所持カードなのでプレイヤー全員が所持しています。右のカードは1枚しかありません。
左のカードは2段階アップのカードです。1つのクリスタルを2段階アップしても良いですし、2つのクリスタルを1段階ずつアップしても構いません。右の3段階アップのカードもそんな感じで使い方を自由に決める事が出来ます。
![](../img/image93.jpg)
ゲームの準備です。
プレイヤーに1枚ずつキャラバンカードという所持クリスタル置き場のカードを配ります。
キャラバンカードには1枚だけクリスタルが描かれているカードがあります。(一番右)
このカードは親カード(スタートプレイヤー)です。
配る際は親カードを含めてシャッフルしプレイヤーに配ります。
親カードを引いたプレイヤーは初期の所持クリスタルとして黄色3個を受け取ります。
時計回りに2番目のプレイヤーは黄色4個
3番目のプレイヤーも黄色4個
4番目のプレイヤーは黄色3個と緑色1個
5番目のプレイヤーも黄色3個と緑色1個をそれぞれ受け取ります。
![](../img/image95.jpg)
ゲーム中はこんな感じに使います。
![](../img/image96.jpg)
各プレイヤーは初期手札として下の2枚を受け取ります。
![](../img/image98.jpg)
ゲーム開始です。
親から時計回りで順番に手番を行います。
手番では以下の4つから1つ選んで行動します。
①手札をプレイする
②商人カードを獲得する
③休息をとる
④勝利点カードを獲得する
まずは商品カードを獲得してみしょう。
商品カードはどれでも取ることが出来ますが、カードの位置によりクリスタルを差し出す必要があります。
山札から一番遠いカード(左端)は無償で貰えます。
今回はこれを取ってみます。
![](../img/image99.jpg)
商人カードを取ったら左にずらして詰めていきます。そして一番右に山札から補充します。
![](../img/image100.jpg)
こうなりました。
![](../img/image101.jpg)
取ったカードは手札に加えます。これで手番は終わりです。
![](../img/image102.jpg)
次の手番もカードを取ってみます。今回は左から3番目を取りたいと思います。
左端は無料でしたが、それ以外のカードを取る時は、山札から一番遠いカードからその欲しいカードまで所持クリスタルを置かなければなりません。クリスタルの種類は問いません。
うん、わかりにくいですね。実際にやってみましょう。
![](../img/image103.jpg)
こんな感じです。左端とその次に黄色のクリスタルを差し出しました。
そしてお目当てである左から3番目のカードを取りました。
![](../img/image104.jpg)
ゲットしてこんな感じ。
![](../img/image105.jpg)
先程と同じように空いたスペースを左に詰めていき山札から右端に補充します。
![](../img/image106.jpg)
次はこれ取ります。クリスタルが乗っているカードはクリスタルごと貰えます。
![](../img/image108.jpg)
そんでこうなりました。取ってばかりのレビューになっちゃってる。
![](../img/image109.jpg)
ではカードのプレイをやってみましょう。
手札からこのカードをプレイしました。カード記載の黄色クリスタル2つをゲットです。
![](../img/image112.jpg)
次は手札からこれをプレイ。水色1つゲットです。
![](../img/image113.jpg)
次はこのトレードカードをプレイしてみます。
![](../img/image116.jpg)
水色1個が、緑色2個と黄色1個になりました。
![](../img/image117.jpg)
お次はアップグレードカードをプレイ。所持している緑色のクリスタルを2段階上げてピンクにしました。
![](../img/image118.jpg)
2段階アップをこのように分けるのもオッケーです。緑色2個をそれぞれ1段階アップしました。
![](../img/image119.jpg)
さて、いっぱいカードをプレイした結果、手札がこんな感じになりました。
ここで休息を選択してみます。
休息とは使用したカードを手札に戻す行動です。
つまり一度手に入れたカードは、休息を取ることで何度でも使うことが出来ます。
しかし休息だけで1手番消費するので注意してください。
![](../img/image121.jpg)
リフレッシュ!
![](../img/image122.jpg)
勝利点カードを取ってみます。このカードを取ってみましょう。
![](../img/image123.jpg)
今の所持クリスタルはこんな感じ。
![](../img/image124.jpg)
カードに書かれてるクリスタルを差し出します。
![](../img/image125.jpg)
ゲットしたら伏せて手元に置きます。
![](../img/image126.jpg)
空いたところの詰め方は商人カードと同じです。
![](../img/image127.jpg)
次は銅貨が貰える左端の勝利点カードを狙います。
![](../img/image128.jpg)
緑色クリスタルを4つ支払います。カードと銅貨を得ました。
![](../img/image129.jpg)
もし銅貨が無くなったらカードをスライドさせる時に銀貨もスライドします。
![](../img/image130.jpg)
<補足>
こういう風に所持クリスタルが10個を超える場合は、選んで破棄して10個に収めなければいけません。
![](../img/image131.jpg)
【感想】
収納の素晴らしさとコンポーネントの美しさで心臓を鷲掴みにされたゲームです。
基本的に木が好きなんですが、これはなんですかね。テーマと合致してるからかな♪
効率的なコンボが出来たときはなかなか満足感があります。
手元にこのゲームがあると、コンボの研究が出来て実力もメキメキ伸びると思います。
が、私の場合、普段ボードゲーム慣れしていない人と遊ぶ機会が多いので、研究してしまうとかなり実力差が出てしまい、強くなりたいけど、うーんどうしよう...っていうゲームです。
とりあえず全く研究していないので自分はかなり弱いです。初めての人に余裕で負けます(笑)
![](../img/image133.jpg)
ごちそうさまでした。(๑´ڡ`๑)